2008年に活動を休止したELLEGARDENがついに復活。この時をどれだけ待ちわびただろうか。
ライブハウスを中心に活動し、チケットは争奪戦必至。フェスに出れば入場規制は当たり前。
ライブに参戦したくても中々できないほど、当時は凄まじかった。そんなバンドが復活して震えないわけがない。
10年という月日は本当に長かった…
ELLEGARDENとの出会い
学生時代を送っていた2005年、コンピレーションCD付の雑誌でELLEGARDENと出会った。
「TV Maniacs」(4thアルバム『RIOT ON THE GRILL』に収録されている曲)を聴いて、こんなカッコいいサウンドを鳴らすバンドがいたのかと衝撃受けたのを今でも覚えている。
そこからはもう早かった。すぐにバイト代を叩いて、アルバムを全て買い揃えた。 いつしかライブハウスにも通うようになり、フェスにも参加するようになった。
更にはELLEGARDENとゆかりのあるバンドの音楽も聴き始めJ-ROCKの素晴らしさを気づかせてくれた。自分の音楽ライフに絶大な影響を与えたバンドだったのだ。
アルバムについて
- 2000年 自主制作ミニアルバム『Stupid』
- 2001年 1stミニアルバム『ELLEGARDEN』
- 2002年 1stアルバム『DON’T TRUST ANYONE BUT US』
- 2ndミニアルバム『My Own Destruction』
- 2003年 2ndアルバム『BRING YOUR BOARD!!』
- 2004年 3rdアルバム『Pepperoni Quattro』
- 2005年 4thアルバム『RIOT ON THE GRILL』
- 2006年 5thアルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』
発売したアルバムを順に並べてみる。毎年必ずアルバムを出していることがわかる。早くて2年、遅くても5年くらいのスパンでアルバムを発売するのが一般的ではないかと思う。
アルバムを出してツアーをする。でも毎年アルバムを出すとなると、曲は作り続けなければならないし、レコーディングもしなければならない。そんな中でもアルバムのクオリティはどんどん高くなっていく。
個人的な意見となるが、5thアルバム『ELEVEN FIRE CRACKERS』は最高傑作だ。発売から12年経った今聴いてもそう思える。
こうしてアルバムだけをみてもELLEGARDENの凄さが分かるのではないだろうか。
ELLEGARDENとしての歴史をざっくりとひもとくと、ギターロック~ポップパンク~エモなど、当時のロックシーンのあらゆる場所に“触れる”ような楽曲を生み出していた。歌詞も、英詞と日本語詞をしなやかに使い分け、当時はまだまだ高かった洋楽と邦楽の壁を越える可能性を感じさせてくれた。また彼らは、こうして絶妙なテクニックを発揮しながら、何より私たちの“近く”に響く音楽というところに重きを置いていた。
引用元:ELLEGARDENは永遠の“BOYS”だ! 復活の約束果たした10年ぶりツアー決定に寄せて – Real Sound|リアルサウンド
活動停止について
2008年に活動休止を宣言。
新アルバム制作へのモチベーションにメンバー間で差があるため納得のいく作品が作れそうに無いとして制作を中止、バンドの活動も休止すると発表した。それによりオフィシャルサイトも更新休止となり、内容は活動休止に関するものだけとなった。
人気絶頂時に活動休止。大好きなバンドだっただけにショックを隠せなかった。
たしかに今思えば、あのハイペースでアルバムを出し続け、あのクオリティにまで到達してしまったら「さぁ次だ!」とはならないのではないかと思う。もしかしたら燃え尽きてしまったメンバーもいるかもしれないし、これ以上のものは作れないと思ったメンバーもいたのかもしれない。
こうして振り返ってみると活動休止は自然の流れだったのかもしれない。
ただ「解散」ではなく「活動休止」だったのが一筋の望みでもあった。それぞれがELLEGARDENから活動の場を移すことになるわけだが復活するのを待ち続けるしかなかった・・・
そして遂に復活
2018年5月10日。オフィシャルサイトで、10年ぶりのツアーを行うことを発表。10年という節目の年に遂にこの時がきた。
THE BOYS ARE BACK IN TOWN TOUR 2018
- 2018/8/8 新木場STUDIO COAST ¥2,900
- 2018/8/10 仙台PIT ¥2,900
- 2018/8/15 ZOZOマリンスタジアム ¥4,500
10年前の最終ライブ会場「新木場STUDIO COAST」から再始動するのは本当に感慨深い。更にはチケット代の価格設定も当時のまま。
「月に何度もライブに足を運べるような値段じゃないと、音楽は発展していかない」という名言は有名。
最終日に「ZOZOマリンスタジアム」というのも驚いた。多くの人が参戦できるようにという願いが込められているのだと思う。
3会場同一ゲストアクトも気になるところ。(ALLiSTERかテナーと勝手に予測。)
参考 ELLEGARDEN official websiteまとめ
10年以上iTunesに入っているELLEGARDENの音楽を聴き続けてきた。
復活と聞いてからは、音楽を流すだけで全身震える症状が。それぐらい嬉しい出来事だった。「幸せ死にというジャンルがあったら・・・・」というやつ。
長々と書いてきたが何が言いたいかと言うと、ELLEGARDEN復活が最高に嬉しい!・復活おめでとう!ということである。
「新木場STUDIO COAST」から再びELLEGARDENの伝説が始まる。今から楽しみで仕方ない。
ika621
But to dream her all the time
I’m a fuckup and I’m nuts so she’s gone
ツアーでこの歌い出しを聴けたら、きっと涙腺崩壊すると思う!