遡ること2010年10月。「Posterous」というサービスがブログ界の中で流行ったのを知っていますか? 指定したメールアドレスにメールを送信するだけでブログが更新できてしまうサービスです。
通称「日刊チラ裏」と呼ばれるやつで、その当時はサイドブログとしてたくさんのブロガーがやっていました。もちろん私もやっていました。その名の通り、書きたいことの羅列でしたが、書いていて純粋に楽しかった記憶があります。
当時の記事にこんなことを書いていました。
ブログを書こうと身構えないためスラスラ書けるということ。 そのためアイディアが浮かぶのではないかととワクワクすること。 (ネタはこの中にありっていう感じになるかも。) あとで読み返すことでピカーンとひらめくのではないかということ。 引用元:(旧)Punksteady: 日刊パンチラ創刊
書けば書くほどアイディアが浮かんでくるということをこの時には気がついていたということです。 今は「これだ!」と閃いたブログネタしか書いていないし、なかなか思うように書けずにボツになる記事もしばしば。
更には更新頻度も少なくなってきている状態。「書きたいけど書けない」という状況に苛立つ自分。 こんな状態ではブログが楽しめなくなるのでは?なんて考えが頭をよぎりました。
ページコンテンツ
きっかけは覚醒する @CDiP
先日@donpyさんがこんなエントリーを書いていました。
参考 ブログ記事のネタ探しのヒント ~ @donpy 通信【665号:2015/06/30版】覚醒する @CDiPネタ探しについてのエントリーだったのですが、「やっぱりブログを楽しんでる!」という感じがビンビン伝わってきました。 長くブログをやっていると他のブログと比べる癖というものがどうしても身についてしまいます。
今でも他の人のブログと比べてみてはスゲーなんて感じてしまいます。本当の意味で「楽しむ」ということを忘れてしまったようです。やはりブログは我が道を行かないと。
そのついでといったらあれなんですけども、せっかくだからなんか定期的なネタになるようなものをってことで「どんぴ写」みたいなことを始めてみたら自分的にはとても楽しくてさらにタイピングが捗るようになるわけです。 引用元:ブログ記事のネタ探しのヒント ~ @donpy 通信【664号:2015/06/30版】
自分にとっての「楽しむ」とは何なのかと考えた時にふと、「チラ裏日記」が頭をよぎったのでした。@donpyさんのエントリーの最後の一言がダメ押しとなりました。
さあ、みなさんも雑記書きましょう。書いちゃいましょう。 引用元:ブログ記事のネタ探しのヒント ~ @donpy 通信【664号:2015/06/30版】
葛藤
チラ裏、言い換えれば書きたいことを書く雑記。それをPunksteadyに書くのかどうかということ。Posterousは、読みたい人が読めばよかったけど、Punksteadyに書いてしまうと別に読みたくない記事を読むことになるのではないかということなど。 かと言って、ブログを分けて運営するのもいかがなものかと。それぞれにメリットデメリットが生じます。
ただ、ブログは更新を続けてこそのもの。ブログをテーマごとに乱立した結果、更新頻度が下がり記事数の少ないブログがいくつも放置される=アクセス数も増えないと継続するモチベーションも保てないというマイナスのループに入るのは避けたい。引用元:雑記ブログと専門テーマに絞ったブログは分けるほうがいいのか結論
最終的な結論としてPunksteadyを運営しているのはika621なのだから書きたいことを書く!ということになりました。 雑記ってパーソナルな部分を垣間見ることができるし、すごくラフな感じで読めるのが好きです。そんな感じを目指したい。それが本来のブログの姿ではないかと思ったりもします。
ネーミングと方針
「Punksteadyのチラ裏日記 」略して「パンチラ」もうこれしかない。Posterousで日刊を始めた時にこのネーミングにかなり反応がありました。 自分でも意外と気に入っているので同じネーミングで始めることにしました。
方針としては、チラ裏には「書きたい時に書きたいことを書きたいだけ書く」というシンプルなものに。大体2.3のテーマを盛り込んで書ければいいかなと思います。 日刊ではないけれど、まずは1ヶ月の間雑記というものにチャレンジしてみようと思います。雑記を続けるか続けないかは1ヶ月経ったその時の状況で判断します。
ika621