[R+]あなたの仕事を楽しくするヒントが満載!「仕事にやりがいを感じている人の働き方、考え方、生き方。」レビュー

カバーデザイン: 江草英貴 装丁:田島照久

長い人生の中で「仕事」に費やす時間は、3割と言われています。これを3割「も」と捉えるか、3割「しか」と捉えるかは人それぞれです。多くの方が3割「も」と捉えるのではないでしょうか。そのように捉えた人は仕事に関して何かしらの悩みがあるのではありませんか。今回紹介する『あなたの仕事を楽しくするヒントが満載!仕事にやりがいを感じている人の働き方、考え方、生き方。』(幻冬舎メディアコンサルティングという本は、そんな人に向けて「仕事の楽しさ」「働くことの喜び」を伝えるために書かれています。

有名人ではなく「なろうと思えばなれる」身近な存在の10人の働き方や考え方、生き方が書いてあるので、普通のビジネス書に比べて共感する部分がとても多く参考になります。自分の仕事に対する考え方を見直すきっかけを与えてくれる本でした。


10人のメッセージから感じたこと

人との出会いを受け入れ、感謝し、しっかり恩を返して来たことで、人生や仕事が良い方向に進んで来たような気がします。(P28)

仕事のしやすさってやっぱり「人間関係」がとても重要です。人間関係がよくないと仕事も上手く回りません。一人で仕事をしているわけではありませんから。ご飯に誘われたり、呑みに誘われたり、遊びに誘われたりしたら可能な限り参加することで、コミュニケーションが取れるようになり仕事もしやすくなるはずです。仕事を楽しくするのは自分でもあるので積極的に人と絡むことが大切なんだなと感じました。

悩みや困難から逃げても、結局は同じ悩みがやってきます。そうしてまた逃げようとすると、再度同じ悩みに直面する。堂々巡りですよね。人生が前へ進んでいきません。(P50)

仕事をしていると必ず「悩みや困難」にぶち当たるでしょう。逃げずに立ち向かうことで成長することができます。その経験が必ず後から活きてくるし積み重ねが人生となるわけですから大変な時こそチャンスというわけです。その時は本当に「辛い、嫌だ」と思うはずですが乗り切れればシメたものです。

仕事とプライベートを分ける人が多いですが、私はそもそも分けられるものではないと考えています。分けるから、仕事に対して好き嫌いが出てくる。人間はひとりです。人の考え方や精神もひとつです。その人に関わるものすべてが、ひとつの中に内包されるわけです。仕事を嫌いになることは、自分を嫌いになることに等しいと思います。(P71)

「仕事が嫌!」の原因は仕事とプライベートを分けることにありました。仕事をプライベートにどう活かすのか、プライベートを仕事にどう活かすのかという考え常に持つようにすれば両者の隔たりもなくなってくるのではないかなと思いました。
自分が選んだ仕事です。もっと好きになってあげないとな。

どうせ「やる」しかないのだから、絶対に楽しんでやるべきだし、そのほうが幸せになれるのではないでしょうか。(P94)

仕事に「やる」「やらない」の選択肢はありません。「やる」しかないから結局のところ仕事だって楽しんだもん勝ちということです。仕事に関して楽しみを見つけるのは難しいかもしれませんが、それを探すのが第一歩となることは間違いありません。

「やるべきことがない」「求められていない」という状態が、人は一番辛いんじゃないかって。やるべきことがある、誰かの役に立てる、つまり「仕事があること」が、これ以上ない幸せなんじゃないかって。(P113)

10年ほど前になりますが新卒入社した会社が自分に合わなくて数ヶ月で辞めてしまいました。(嫌なことから逃げてしまったわけですが。)その時はとにかく辞めたい一心でしたが、辞めたら辞めたで新たな仕事が見つからず今後どうしようと絶望の淵に立たされました。

今思えば無計画すぎたなと思いますが、その後今の会社に入社することができました。その時感じたのが「働けること」って本当に幸せなんだなということです。今では毎日当たり前のように仕事をしていますが、そういうことを忘れてはいけないのだなと思いました。

本当に一番大事なものは何なのか。それは、働くことで明白になるのではないでしょうか。今はそれが見つからなくても、今この瞬間を一生懸命に生きていれば、そのうちに必ず見つかるはずです。(P134)

自分にとって一番大事なものは間違いなく「家族」です。仕事で帰りが遅い、休日出勤等で妻だけに子どもの面倒を見てもらわないといけないことが多く負担をかけてしまっています。自分が休みの日は可能な限り手伝いをしたり子どもの面倒を見たりして、「仕事人間」にだけはならないよう心がけています。仕事を優先しすぎて家庭崩壊なんて人をたくさん見てきましたからね。

良好な人間関係を築くためには、誰よりも一生懸命に働かなくてはなりません。「会社が理解してくれない」「上司が理解してくれない」と考えているだけでは、状況は何ひとつ変わりません。自分が誰よりも働いて、誰よりも必要とされる人間になれるよう努力しなければならないと思います。(P151)

本気で働いていますか?なんとなく会社に行ってなんとなく仕事に取り組んでいませんか?何も意識しないと、仕事って惰性で回っていってしまうと思います。文句を言う前に自分が出来ること・やるべきことを最大限やることを心がけようと感じました。それができていないのに文句だけ言うのはお門違い。

働くことにやりがいを見出せない方は、仕事をすることが目的になっているのではないでしょうか。働く、会社へ行くという義務に、とらわれてしまっているような気がします。(P174)

働くことの目的について今一度見直してみます。何を目的にその仕事を選んだのか、今の仕事から自分は何を得たいのか、今後自分はどうしたいのか。働いていると深く考えるということはしないと思います。働くことの目的が明確になればもっと楽しくなるはずではないでしょうか。

仕事をしていて、キツイなあ、辛いなあと思うこともあります。でも嫌なことも、しんどいことも、すべて過去の話になると思っています。いつかは笑い話になることだってあります。すべて終わっていくこと。永遠に続くものではないと思います。(P193)

キツイ、嫌だなと思うことほど自分を成長させてくれるのではないかなと思います。しかし、精神的ダメージを受けたり体を壊したりするほど嫌なことからは逃げてもいいのではないでしょうか。そこまでして働く理由はありません。終わらせ方も自分が選ぶ権利があります。全ては自分の人生でからね。

プライベートの充実が、仕事にも活きてくることを知ったように思います。(P213)

仕事を頑張るからプライベートの時間の大切さに気づけるのだと思いました。また逆もしかり。前述しましたが仕事もプライベートどちらも自分の人生の一部です。常に忘れずにいたいものです。

まとめ

引用部分が少し多くなってしまいましたが、10人それぞれから学べることは本当に多かったです。たった一人の有名な成功者・経営者の本を読むよりも刺激を受けました。こういう本って今までありそうでなかったんですよね。1人あたり20ページ程でまとまっているので、電車の行きで1人ずつとか1日1人ずつといった感じで刻んで読むことができるのも良かったです。文章も普通のビジネス書と違って押し付けがましくなく、丁寧で読みやすいなと感じました。

仕事に関して悩みがある人は是非手にとってみてください。何かしらのヒントを得ることができるはずです。そして冒頭で述べた仕事に費やす時間に関しても考え方が変わるかもしれませんよ。早くも続編を読みたいなと感じました。

 
 

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